会うべきか、会わないべきか

不運にも不治の病を背負ってしまった知人に会いに行くべきかどうか、という話。
結論から先に言うと、相手が自分に会いたいと思っていたら行ってもいいと思うが、自己満足の為にお見舞いに行くのであれば止めるべき。
理由はエゴ以外の何者でもないから。
自分が不治の病におかされていることを知っている相手であれば、なおさら。
自分の病気について何の知らせもしていない、しかも何年も会っていない同窓生が、誰かから自分の病を聞き、いきなり病室に現れたら「ああ、俺やっぱり死ぬのか・・・。」と思って死期を早めてしまうかも知れない。(お見舞いに行く側が自分の病気の話には一切触れず、絶対治ると思いこませる催眠術でもかけられたなら死期を遅らせることができる場合もあるかも。)
あなたが知っているその人は、本当に元気で明るくて気さくな人?その人の心の中まであなたは見ている?見えている?
あなたなら、自分が生きるか死ぬかという時、その事実を公の場にアップするような知人に会いたいと思いますか?

脳が酔っていることが原因で会いたいと思っているなら、よく考えてから行動すべきでは?
不遜ではなく、あくまでも相手本意で。